【海外RYOKO 131】 調達について
海外RYOKO
海外調達担当の方とお話をする機会がありました。
大手のバイヤーさんなので、もちろん我々が購入する金額とは桁が違います。
苦労をお聞きすると、やはり品質と納期を契約通りに進めることだそうです。
これは、金額の大小にかかわらず同じなのだと思いました。
取引にあたって大切なのは契約書となります。品質、価格、数量、受渡、決済、検査方法や不具合時の処理方法などについて、よく検討しておく必要があります。
契約書に記載していても、文化、風習の違いにより解釈の違いや、知らなかった、理解していないなどという問題も良く聞く話です。
また、メーカーの勝手な判断で品質や納期に問題が生じる事もあります。問題発生時の対処の方法について、メーカーの考え方を充分に理解しておくことも必要です。
「作り直せば良いでしょ」ということもよく聞きます。
国産100%での製作は難しいのですから、製作時にも何度もメーカーを訪問して打合せを重ねることが、トラブルを未然に防止し、円滑な取引関係を進めていくことができるとのだ思います。
河﨑 記