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ASEAN RYOKO (No.4) タイのデモはお祭り騒ぎ

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混乱するタイ情勢。

1月13日にスタートした反政府派による首都バンコクの封鎖が続く中、22日には「非常事態宣言」が発令されました。

また、2月2日の総選挙の期日前投票が26日に行なわれましたが、デモ隊が投票阻止の妨害を行ったため、計50か所の投票所の内49か所で投票が中止に追い込まれました。

タイ南部では妨害活動を行っていたデモ隊リーダーが銃撃され死亡、11人が負傷したと報道されました。一連の騒動で国際社会に懸念が広がるなか、反政府派と政府は歩み寄る姿勢をみせておらず、デモは長期化の様子をみせています。

 

と、こう報道されると、タイは大丈夫か、危険じゃないかと日本からみて思うのも仕方がないことです。

2008年、黄シャツ隊がタイの空港を占拠したため大混乱になったのも、そんなに昔のことではありません。実際、タイ出張禁止、タイから国外へ出るのも禁止(タイに戻れなくなる)という日系会社もあります。

報道のされ方、言葉の響きで「デモはテロ」と感じている人も多いのではないでしょうか?

 

ところが、今バンコクで起こっているデモは「デモというよりお祭り騒ぎ」です。

1月23日に仕事で久し振りにバンコク市内に行きました。
市内のところどころがデモ隊で封鎖されているので、交通渋滞を予想してエカマイまでは車で行き、そこからBTS(高架鉄道)を使ってスラサックまで行きました。

サイアム駅で実際に目で視た光景は、「スクンビット道路が歩行者天国になっている」でした。

いつもは渋滞している車道に屋台が立ち並び、特設ステージでは大音量でコンサートが行われているではないですか。

ステージの前で音楽に合わせて踊る集団も居たりで、さながら野外ロックフェスティバルのようです。Shut Down(閉鎖)とプリントされたTシャツなど、記念グッズを売る店も。

さすがに平日の昼間はデモ隊の人数もまばらで、一般の人々が屋台の間をブラブラ歩いている光景からは緊迫した様子はまったく感じられませんでした。

 

と、書くとタイのデモはたいしたことがないようですが、死傷者が出ていることも事実です。

今回のデモの背景には複雑な事情が絡み合っていると推測されますが、我々外国人には本当のところは理解できません。(タイ人も理解しているかどうか?)

2006年のクーデターによるタクシン政権崩壊以降、タイで繰り返されるデモや政変。その間には大洪水という災害(人災?)もありました。

 

一体いつまでこんなことが続くのでしょうか?
少なくとも今回のデモ騒動は当分終わりそうにありませんね。

このままではタイ経済は大打撃を受けます。
やれやれ。

2014年1月27日(日) 長井