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ASEAN RYOKO No.240「タイ会社紹介(80): 難加工が得意な精密プレス加工メーカー」

ASEAN RYOKO

今回ご紹介するのは、イースタンシーボード工業団地で、自動車部品向けが主力のプレス加工メーカーのT社さんです。

同社はファインシェービング、板鍛造、ハコ絞り、厚物プレス等、難加工のプレスを 得意としております。

また、溶接も内製化するようになり、より付加価値の高い製品に取り組まれています。今回お話をお伺いした駐在員のAさんとは、弊社のお客様からの紹介でゴルフをご一緒したことがきっかけで知り合いました。

Aさんからはタイ進出時のエピソードや苦労話を聞かせていただき、弊社が進出した 時も同じように大変だったなあと当時を思い出しました。

さて、以下が T社さんの会社概要です。

  • 日本本社:愛知県刈谷市
  • タイ拠点設立:2012年9月(稼働開始:2015年~)
  • 従業員数:約80名(内日本人 3名)
  • 事業内容:精密プレス部品の製造・販売
  • 主要顧客:自動車部品メーカー

<主な保有設備>

(プレス設備)
 →500t-2台(レベラーコイル板厚:9mm)
 →300t-3台(順送タイプ×1台、シングルタイプ×2台)
 →200t-1台(順送タイプ)
 →150t×6台(自動搬送プレスライン) *2Way(レベラー⇒/ブランキング⇒)
 →150t-3台(シングルタイプ)
 →80t-1台(順送タイプ)
(その他設備)
 →NC旋-1台、CO2ロボット溶接機-1台、ロールベンダーマシーン-1台
 →ベンチレース-1台、卓上タッピングマシーン-1台

<主な検査機器>

  • 3次元測定器(据え置き型×1台、ハンディータイプ×1台)、コントレーサー、
  • 引っ張り試験機、他一般測定器具
    (認証取得)
  • IATF16949、ISO9001、ISO14001 

<T社さんの特徴と強み>

●プレスの難加工のノウハウ、実績があり、客先のあらゆるニーズに対応できます。
 →ファインシェービング加工、板鍛造、ハコ絞りなど
 →500tプレス(レベラー板厚MAX9mm)を保有し、厚物の対応も可
●自動搬送プレスラインを持ち、順送品との比較提案が出来ます。
 →ロットによる金型代等イニシャルコストと製品単価とのコストメリット比較
 →フル順送 or 単発自動搬送ラインのどちらを選択するか?
●溶接加工を内製に取り込み、より付加価値の高い製品を供給できます。
 →プレス品同士の溶接アッセンブリ、カシメ品他
 →内製化することで、納期短縮、コスト低減を実現


※今回ご紹介した T社さんにご興味のある方は、RYOKOの長井までご連絡をお願いいたします。 きっとお役に立てるはずです。

長井タイ携帯:089-929-4348 *日本からは+66-89-929-4348
E-Mail: hideo-nagai@ryokosangyo.co.jp
HP アドレス: http://www.ryokotrading.co.th/