【海外RYOKO 300】 韓国/鍛造メーカー訪問
海外RYOKO
「海外 RYOKO」も 300 回! 訪韓の原点である鍛造メーカーを訪問してきました。
2009年7月に初めて韓国メーカーを訪問してから10年になります。
もともと鍛造メーカーを探す目的で訪韓しましたが、現在は鍛造品に加え製缶品・バルブ・継手類なども購入をしています。
やはり韓国には数多くのメーカーがあり、まだまだ未開拓な良いメーカーもあるようです。
◆A 社:1981年設立のメーカー
このメーカーの特長は製鋼所と鍛造を持つ大手韓国メーカーです。
・可能製鋼量:MAX70万トン/年 → 現在30万トン/年(アロイ20%・SUS10%・70%カーボン等)。輸出が70%で日本にも実績が多く、現在の主な製品はヨーロッパ・アメリカ向け風力用リング・シャフトとの事です。
◆B社:2015年設立のメーカー
・素材は国内大手メーカーへロール発注しており、日本向けも大手プラント系の会社に実績もあり認定も受けている。国内70%海外30%だが海外の多くは風力用のベアリングケースでヨーロッパ向けが多いようです。
このメーカーの特徴は、パイプ状の鍛造が得意なことで、内径MINΦ300外径によっては最長 7mも製作できることで興味あるところです。
2社ともヨーロッパ・アメリカ向けの風力用の製品が多いようです。これらの製品は中国で生産されているのを良く見ます。やはり価格競争は厳しいようです。
また、日本では鍛練比も3:1位とも聞きますが韓国では5:1位?もあり。素材サイズによるものかは不明ですが韓国の工法の特徴でもあるようです。(それぞれ写真がNGなので参考写真にて)