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日本のものづくり会社紹介(103):ミクロの切削隊 1㎛ をコントロールします~

日本のものづくり会社紹介

創業100年以上の歴史をもつ山本金属工業株式会社は、鳥取県米子市に本社を置き金属精密切削加工の量産品を生産し、世界トップレベルの品質で国内のみならず海外からも高い評価を受けている会社です。
自動車車載機器向けの比較的小さな部品の精密加工に特化し、100台以上の工作機械を24時間操業。月産100万個以上という量産手法で顧客ニーズに対応します。

「長きに渡り会社を経営すると様々な事が起きる」との事で早速お話しをうかがいました。
代表を勤める山本社長の祖父が大正元年に京都で創業後、当時の主要取引先の弱電メーカーが山陰地区に進出したことがきっかけで鳥取県米子市に工場を立ち上げました。ところがオイルショックなどで仕事が減り頭を抱えていたところ、家電メーカーのモーター工場が同時期に進出されたこともあり精密部品製造に着手。それ以降一気に経営が好転しレコードプレーヤーやビデオデッキに続き、CDプレーヤー、FD、HDDのスピンドルモーターハブなどを生産。時代の変化に合わせて会社も大きく成長しました。

ところが平成になってから海外メーカーの参入などもあり、またしても経営が困難に・・これまでの苦い経験から国内需要を探求し続け、今まで培った精密加工技術を活かした自動車車載機器向け精密機器部品の生産に転嫁したことで復活をとげ現在に至るそうです。
社長曰く「会社を大きくしたいと願うのではなく、存続させることが何より大事」だということを教えて頂きました。

長い歴史の中で海外が真似できない高精度な加工技術と品質管理で、独自の手法“Yamakin Method を確立しています。工程設計、加工工程、外観検査の3つのPhaseを毎日繰り返し回転させる革新的な量産手法で 、外観検査なども顕微鏡や拡大鏡で全数検査を実施。 外観の色合いや特性の変化でいち早く要因を突き止め是正処置を施します。
そういった日頃の改善の積み重ねが、顧客の信頼を得て最大の武器となるのだと思います。

以下、会社概要です。

  • 本社:鳥取県米子市
  • 設立時期:1954年5月(創業 1912年)
  • 資本金:3,000万円
  • 従業員数:60名(2020年9月現在)
  • 事業内容:各種金属の精密切削加工・量産
  • 製造品目:自動車 車載機器向け精密切削部品、他
  • 主要設備:CNC精密旋盤 ・ 精密チャック・ローダー付き /60台、 CNC精密旋盤 ・ オートバーフィーダー付き /35台、ターニングセンタ・タッピングセンタ /5台、測定顕微鏡/1台、真円度測定機 /1台、輪郭形状測定機 /1台、表面粗さ測定機/1台、 CCDマイクロメータ /1台、炭化水素真空洗浄機 /1台、他

<特徴と強み>

  • 高精度且つ量産技術や供給体制、低コストを安定的に実現 できます
  • 1㎛(1000分の1mm)をコントロールする精密旋盤加工技術があります
  • 熱処理後の研磨工程を超高精度切削技術で「 研磨レス化 」を提案します

山本金属工業株式会社にご興味のある方は、菱光産業 株式会社 企画部 ソリューションチームの宮本までご連絡をお願い致します。

<お知らせ>

ものづくり企業ポータル(サイト)をリニューアル致しました!
本格的には昨年の2月からスタートしたので、まだ小さなサイトですが徐々に大きくしていきます。随時、掲載企業を募っておりますので是非ご検討頂きたく宜しくお願い致します。

https://www.plant-haikan.com/