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タイ雑感 (No.58) お手軽、タイ屋台めし

ASEAN RYOKO

タイ料理と言えば、まず「トム・ヤム・クン」や「ソム・タム」などが思い浮かびますね。
また、唐辛子を用いたスパイシーな料理というイメージが強いと思います。

しかし、タイも日本と同じく米が主食でしっかりとご飯の料理を食べます。
ご飯の上に食材を乗っけて食べるのが定番です。

代表的なものは「カオ・マン・ガイ」。
鶏を丸ごとゆでたスープにニンニク、ショウガを加え炊き込んだご飯に、スライスした鶏肉をのせたものです。これに鶏のスープが添えられます

のっかる鶏肉は蒸したもの以外に揚げたものもあります。(カオ・マン・ガイ・トーッ)
シンガポールではチキン・ライスと呼ばれていますが、日本のチキン・ライスとは別物です。

予備知識のなかった私は、初めて見たときは思わず「赤くないやん」と言ってしまいました。
他に「カオ・カムー(豚足ご飯)」、「カオナー・ペッ(あひるご飯)」も定番ですね。

これらのおかずのせご飯は「早い、安い、うまい!」と吉野家の牛丼みたく、タイ庶民の強い味方です。だいたい30バーツから50バーツ(100円前後)で食べられ、注文するとすぐ出てくるので、クイティアオ(タイラーメン)と同じく、お手軽なタイのファースト・フードなんです。

味はお店によりますが、客がたくさん入っているお店がやっぱり美味しいですね。
写真はシーラチャーの高速乗り口の近くのカオ・マン・ガイ専門店で撮ったものです。

ここは、今まで食べた中で一番美味しかったですね。

お店の名前はタイ語なのでわかりませんが、今度、タイ人に聞いておきます。

2012年11月19日(月) 長井