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タイ雑感 (No.80) コルカタ深夜の恐怖タクシー

ASEAN RYOKO

前号に引き続きインド訪問編です。
(今回写真はありません、というか写真どころではなかったのです)

ようやくアライヴァルビザを取得して、コルカタ空港の外に出たのが深夜2:00過ぎ。今回お世話になるK-S社のMさんが事前に予約してくれたホテル送迎の車を探しましたが見つかりません。

普通なら空港出口に名前が入ったプラカードを持った人が出迎えてくれるはずが、空港内には我々以外に誰も居ないのです。

ビザ取得に1時間以上かかったので、待てずに他の宿泊客を乗せて帰ってしまったのでしょう。仕方なく、一般のタクシーで空港まで向うことにしました。

外に出ると呼び込みが数人集まってきました。その中で一番最初に声をかけてきた大人しそうなおっちゃんについていくと、黄色の業務タクシーではなく”白タク”です。即座に断り、スーツケースを奪い取るようにして、業務タクシーの列に向かったのでした。

ここでも呼び込みが声をかけてきますが、無視して列の一番前のタクシーを目指しました。乗車前にホテルまでの料金を聞くと「20ドル」。ルピーではなく、ドルということだけでぼったくりです。とにかく、すぐにその場を離れてホテルに行きたかったこともあり、乗ることにしました。

ところが、発進直前に前の席に男が2人乗り込んで来たのです。
しかもアルコールの匂いが漂っています。

「やばい。これはまずいことになるかも・・・」心臓の鼓動が早くなりました。

こちらは妻を連れている身、相手は若い男3人なので到底勝ち目はありません。最悪の事態が頭をよぎりますが、こういう時はパニクらず、冷静になること。

とにかく、冷静さを装い沈黙せずに男たちと会話をすることにしました。3人の中で一番若い男がしゃべりかけてくるので、それに応対しながら様子をうかがいました。

また、Mさんに電話をかけ直接話しをさせるなどして、我々は単なる旅行者ではなく、近くに味方が存在することを印象付けさせたかったのです。

途中で無人のガソリンスタンドに寄ったり、運転手が交代したりして不可解な行動をとるものだから、恐怖は増幅していきます。

しばらく走って、まわりが明るくなってきたので、「ホテルは近いか」と問うと「すぐそこだ」と言う。そうこうしているうちに、ホテルのHyattの看板が見えました。

やったー、助かったか?

いやいや、ホテルの玄関に着くまでは安心できません。ホテル直前に止めらることがあるからです。

男一人が途中で下車した後、やっと、ホテルに到着。ドアマンが見える、もう安心です。トランクのスーツケースを降ろさせ、ドアマンに渡す。これで完全に安心です。

タクシーの男たちは追加で20ドルを要求してきたが、ポケットにあった小銭のルピーを渡し、バイバイ。なにやら大声で叫んでいましたが、ここまでくれば無視です。

この恐怖からの開放感は何とも言えませんが、どっと疲れが出ました。

皆さん、慣れない異国での深夜タクシーにはお気を付け下さいね。できれば避けたほうが良いです。

Mさん、ご心配をおかけし本当に申し訳ありませんでした。(反省しきり)

2013年4月29日(月) 長井