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ASEAN RYOKO (No.36) 京都で出会った若者

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先週、一時帰国していました。

目的は本社での来期の方針発表会と社員旅行があったためですが、今年5月に亡くなった父の関係で京都にも立ち寄りました。ですから今回の日本滞在は広島、大阪、京都と移動を含めとても忙しかったですね。

京都は浄土真宗の大谷本廟に行ったわけですが、前日一泊した四条でその夜、夕食がてら一杯ひっかけようと近くの小料理屋に入りました。

当然、初めて入ったお店です。一般の民家を改造した素朴な店の造りが京都っぽいお店でした。そこで、たまたまカウンターの隣りに座ったのが、常連さんの若者2人。

一人は若い女性で和菓子屋で修行しているという。
もう一人は男性で京都で5店舗展開している食堂(洋食屋)の3代目。

彼はなかなかのイケメンで20代と思いきや33歳と聞いてびっくり。
いただいた名刺には専務取締役と書かれてありました。

イタリアンで修行して家業の洋食屋に入ったが、自分の思うようにいかないことも多く、最近悩んでいることをいろいろと話してくれました。

見知らぬおじさんに気軽に付き合ってくれた若者に感謝です。
翌日、大谷本廟で用事を済ませた後、彼が働いている「御池店」に行ってみることにしました。

行き方を、喫茶店のマスターに教えてもらい、市営バス~京福電車を乗り継ぎ、島津製作所の近くにありました。

お店に入ると、厨房の彼がすぐ私を見つけて「本当に来てくれたんですね」と言ってくれたのが嬉しかったですね。

写真はオーダーしたチキンカツの3種盛り。

とにかく量が多い。
ご飯も普通でドンブリ飯。

デミグラソースが美味しかったですすね。
しかし、おじさんには正直量が多すぎる。

お店の名前は「ハイライト食堂」と言って、実は京都では有名なガッツリ系のお店だったのです。

京都でたまたま出会った若者達。
ご縁を大切にして、いつかまた京都へ行ったら食べに行こうと思います。

2014年9月23日(水) 長井