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ものづくりQ&A <27>「NC工作機械とは?その4」

ものづくりQ&A

今回はNC旋盤の加工についてご紹介いたします。
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まずは以前ご紹介いたしました普通旋盤の際に必要不可欠な加工の種類をおさらいしたいと思います。

1、円筒加工(外径加工)
円筒加工(外径加工)とは、円柱の曲面を削る加工で工具を直径方向に切り込み、主軸の回転に沿って送りをかけることで
仕上げます。

2、正面加工(端面加工)
正面加工(端面加工)とは,円柱の平面(右側の端面)を削る加工で,バイトを主軸中心線に沿って切り込み直径方向に
送りをかけることで仕上げます。

3、テーパー加工
工具を直径方向に切り込み、主軸中心線に対してある角度に傾けた工具経路上に送りを掛け仕上げます。

4、穴あけ加工
ドリルなどの穴あけ工具を心押台にセットし心押軸ハンドルを回して穴をあけて仕上げます。

5、中ぐり加工(内径加工)
ドリルで穴をあけた後や既にあいている穴を広げる加工で、中ぐりバイトは内面を削るのに使用します。
ドリルでは加工出来ないような大きな穴や、精度が必要で綺麗な加工面が得られることも特徴です。

<中ぐり加工の注意点>
 中ぐり加工は難しいと言われます。以下にその理由をあげてみます。
 (1) 加工面が見づらい。
 (2) 内部に切り屑が溜まりやすい。切り屑が溜まるときれいな加工面に仕上がらない。
 (3) 深い場所が見えないので,底の位置でバイトを止めるのが難しい。ハンドルの目盛と音が頼りである。
 (4) 刃先の高さをうまく調整しないと,刃先以外の場所(バイトの下部が多い)が材料に当たる。
 (5) バイトを長く出すので,バイトがびびりやすい。これはバイトの太さ(剛性)に関係する。

他にもございますが、次回ご紹介いたします。