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お客さまの困った困った(^^ゞ Vol.51 「震度と加速度」

お客さまの困った、困った

今回は国土交通省気象庁のホームページの資料を使わせて頂き“震度と加速度”の関係をご説明したいと思います。

以前は地震の震度とは体感で行われていましたが、現在「器械により計測されている」そうです。

下記図は2003年5 月26 日宮城県沖の大船渡市の加速度波形と2003 年9 月26 日十勝地震の浦河町の加速度波形です。

大船渡市の震度6 弱(計測震度5.8)、浦河町の震度も6 弱(計測震度5.6)でしたが、最大加度は大船渡市が1105.5gal、浦川町348.9gal でした。これは最大加速度が大きくても震度が大きくなると限らないことを証明しています。

前回申しましたように観測地点の揺れの周期や時間にも影響しているようです。
これを見ると加速度を設定するのは非常に困難ですね。

しかし、緊急時の設定をしない訳には参りませんので設定はさせて頂いています。勿論、設定の変更は可能です。

ところで下記データによると上下振動は南北、東西に比べて遥かに加速度が小さいのに南北東西(前後左右)と同じように見えます。

それは目盛の幅が、加速度に違いがあるのに同じ振幅で表記されているため視覚的に誤解を生じさせる原因となっています。
(※統一大船渡市の場合±572.8gal、±1105.5gal、±241.9gal がすべて同じ幅で表示されています。)

そこで上下振動の加速度を東西振動の加速度に合わせた表を下段に作成してみました。
「縦揺れが来た時は被害が大きい」というのを聞いたことがありますが、このグラフを見ると縦揺れが大きく感じた時は横揺れもさらに大きいことが分かります。

まだ、スタートしたばかりです。このシリーズ新しい展開があればご報告させて頂きます。

参考(上記データ「宮城県沖の地震(大船渡市)の上下振動)」を東西の加速度で表してみました。