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ASEAN RYOKO No.205「タイ会社紹介(61):パイプ加工品(鉄・SUS)メーカー」

ASEAN RYOKO

今回はパイプの曲げ加工~ロウ付け~アッセンブリ~表面処理まで、パイプ加工に関して一貫して製造できるメーカーのU社さんです。

場所はサムットプラカーンにありますが、以前ご紹介したメッキ委託加工メーカー、及びSUSパイプ造管メーカーさんの別事業(Factory 2)として展開されています。

先日、焼結部品の改善サンプルをお持ちした際に、同社のMさんにお話を伺いました。
以下がU社さんの会社概要です。

・日本本社は名古屋(鉄鋼機械商社)
・タイ拠点設立:1982年
・従業員数:Factory-2は110名(日本人2名)<Factory-1、3 合わせて1,300名>
・業務内容:パイプ加工品の製造・販売
・主要顧客:自動車、自動車部品、建機、農機部品メーカー他
・主な保有製造設備:
 →切断機×2台
 →CNCパイプベンダー×3台、他手動曲げ治具
 →フォーミング・ローリング×計10台
 →プレス機×2台
 →炉中ロウ付け機×1台、他職人による手付けロウ付け
  ※メッキはFactory-1、Factory-3で対応
  (亜鉛、亜鉛ニッケル、ニッケルクロム、無電解ニッケル)
・主な検査設備
 →空気漏れ検査機(配管部品100%実施)、その他一般検査設備
・認証取得:ISO/TS16949、ISO14001

<U社さんの特徴と強み>
●パイプ加工に関して、機械加工~曲げ~ロウ付け~表面処理~検査が一貫
して行える体制を構築
 →メッキは社内別工場(Factory-1、-3)で、電着塗装は外注で対応できます。
●パイプ素材の調達ソースが豊富
 →タイ国内(日系、台湾系、韓国系)、輸入(日本、韓国、台湾)と自由に選択できます。
●外部調達部品は信頼のおけるローカル企業ネットワークを活用
 →プレス部品、冷間鍛造品、切削加工品等廉価で品質の良いものが採用できます。
●パイプ加工技術の経験、知識が豊富な人材を揃えた開発体制を構築
 →設計・開発・加工事業に35年超携わった日本人技術GMが常駐しています。
 →10年を超えたベテランタイ人技術者も居ます。

※今回ご紹介したU社さんに興味のある方は、RYOKO TRADINGの長井までご連絡をお願いいたします。きっとお役に立てるはずです。

長井タイ携帯:089-929-4348 *日本からは+66-89-929-4348
E-Mail:hideo-nagai@ryokosangyo.co.jp
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