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PG370溶接継手 お客さまの困った、困った(^^ゞ Vol.90

お客さまの困った、困った

今回のお客さまのご相談は標題の通り「PG370の溶接継手」の件です。

ある工事業社の方から、これまでユーザー様にパイプSTPGに対してPG370の継手をご要望され製品はPT370で納入されていたそうです。暗黙のご了解があったのでしょう。

しかし、さすがに問題でしょうといわれ当社にご相談がありました。
他所でもよくある内容ですが、どうしても「PG370」の継手をご要望されるお客さまもおられます。

しかし、メーカーに確認しましても現在はほぼ在庫もありません。
製作すると2カ月間はかかりますし、価格も「PT370」の3倍位になります。パイプはSTPGの方が安価のため誤解されておられるのかもしれません。

 

下記の表でご説明し「PT370」をもう1度お客さまにご提案されるようご案内いたしました。
どうやらご納得いかれたのでしょう。その後、この件に関するご相談がありませんでした。

以前は「PG370」を使っておられたプラントの工事業者の方にも現在の状況をお尋ねしましたところ、「今はPT370を使っています。」とのことでした。

勿論、条件は流体、環境次第です。

また、何かお困り事がありましたらご遠慮なくお問い合わせ下さい。

 

水・蒸気系 配管材料選択基準

 

PT370とPG370の違い

  • PT370 高温配管用炭素鋼管 使用温度 0℃~450℃程度
  • PG370 圧力配管用炭素鋼管 使用温度 -10℃~350℃程度

 

溶接継手をご希望の方

菱光産業株式会社では、溶接継手もご相談可能です。

詳しくはこちらからお問い合わせください。