工場内の空調コストの最適化「ゾーン空調」
モーレツ!営業日誌
夏の暑さは年々増すように感じます。2023年の統計によると、夏の平均気温は統計開始以降最高を記録し、東京では最高気温35℃以上の猛暑日が22日間と過去最多を記録しました。
職場や学校の温度環境もこれらを無視できなくなってきました。
◆工場の空調種類
稼働する設備の種類や工場の構造によって、様々な空調設備が利用されていますが、簡単に分類すると「全体空調」と「スポット空調」という考え方があります。
・全体空調
空間すべてを空調します。工場面積以外にも天井高や開口部によっては効きがわるい、もしくはかなりコストがかかる可能性があります。
・スポット空調
人員が作業をしているポイントに必要な分だけダクトから空調の風を吹き出して直接当てるものです。例えば3人が作業をしていれば、3つの吹き出し口があるイメージです。
これらの間をとる考え方として「ゾーン空調」があります。
・ゾーン空調
作業員とそのエリアに空調の風を当て、快適温度をある程度の範囲に保ちつつも、全体空調よりもコストを抑えることができます。
◆ゾーン空調の利用シーン
・室内空調を検討したが、コスト面で諦めた
・現在スポット空調を使用しているが、作業範囲をカバーするよう広げたい
・現在空調設備はないが、導入を検討しているので最適提案が欲しい
詳細はメーカーWEBサイトにてご確認ください。
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