業界情報をお届け!視界RYOKO

タイ雑感 (No.40) シーラチャーの散髪屋さん

ASEAN RYOKO

先日、シーラチャーの散髪屋さんに初めて行きました。

今までは出張などの一時帰国の際に、日本で髪を切っていましたが、予定では帰国はまだまだ先です。これ以上髪ぼさぼさの状態はまずいので、思い切ってタイ人がやっている散髪屋さんに行ったのでした。

さすがに、最初から超ローカルのところは少し抵抗があったので、日本人がよく行くお店を選びました。そこは、少し日本語がしゃべれる人が居ると聞いたからです。

事前予約が必要だったので、朝の9時頃に予約を取りに行きました。

店の看板には日本語で散髪と書かれていましたので、日本人向けなのは間違いありません。

その日は土曜日で予約は結構入っていましたが、10:30で予約できました。
予約表(メモ紙に手書き)をよく見ると、30分間隔で名前が並んでいます。

ローマ字で書かれた名前はあきらかに日本人とわかる名前ばかりで、聞いていた通りお客は日本人がほとんどを占めているようでした。
しかし、なんと30分とは時間が短い。日本でもカットだけ20分程度の低料金(1,000円?)の店もあるようなので、不思議はないかと思いましたが、一抹の不安が・・・。

覚悟を決めて店に入りました。
「いらっしゃいませ~」と確かに日本語です。

席に着くと、おもむろに「どうしますか?」と聞かれたので「今のままで短くして」と。「3cm切りますか?」、「2cmにして」とのやり取りの後、カットが始まりました。

髪の毛を水で濡らさず、いきなり切り始めたと思ったらまたたく間に終了です。
確かに30分かかっていません。カットの後は選手交代で別の女性がシャンプーしてくれるのです。

でも、タイの気候のせいなのかお湯ではなく、ぬるま湯。というか水です。(冷た~)
所要時間はカット30分、シャンプー5分、ドライヤー5分のトータル40分で終了です。

シャンプーの間にお客さんが入れ替わるので30分間隔の予約でOKなんですね。
とても効率的ですが、休む暇がありません。

料金は200バーツ(約500円)。超ローカルが60~70バーツなので2倍以上しますが、割高分は技術料というより日本語安心料なんでしょうね。
ここの小学生の娘さんは現在日本人の家庭教師を付けて日本語勉強中だとか。

下の4歳の娘さんも「いらっしゃいませ」と「ありがとうございます」と日本語で挨拶していました。
二人とも将来の跡継ぎ修行中ってとこですか・・・?

これからもシーラチャーでの散髪はこのお店にお世話になりそうです。

2012年7月9日(月) 長井