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タイ雑感 (No.54) 小川で魚を獲る男たち

ASEAN RYOKO

先日、ひょんなことから小川で魚を獲るタイ人を見かけました。

この小川、住宅やお店が集まる地域を流れている川で、生活廃水が流れ込む、いわゆるドブ川です。

川の水は茶色に濁り、水面は油膜が張り、ゴミも流れています。入ることもためらうような川で、若い男たちが投網で魚を獲っていたのです。

上半身裸でひざ上まで水に浸かって、もくもくと漁をしています。びくの中身を見せてもらいましたが、20~30cmサイズの魚が10匹ほど飛び跳ねていました。

思ったより大きくてびっくりしましたが、縦じまが入り、背びれや尾びれが尖っています。鯉やフナではないのは確かですが、魚の名前がわかりません。(ブルーギルかな?)

「キン・ダイマイ?(食べれるのか?)」と聞くと、当たり前だろという顔で「ダイ・ダイ」と答えたので、多分食べるのでしょうね。

ローカルのタイ飯屋でたまに食べる魚の揚げたもの(プラー・トー)はとても美味しいのですが、まさか、こんなところで獲れた魚じゃないですよね。

うーん、まずいものを見てしまいました。
今度、タイ飯屋でオーダーする時は考えてしまいそうです。

と言ってはみたものの、きっと忘れて普通に食べていることでしょう・・・。
実はプラー・トーは私の大好物なんですね(笑)

2012年10月22日(月) 長井