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タイ雑感 (No.71) タイのウィスキー風味甘味米焼酎とは?

ASEAN RYOKO

タイのお酒に関しては以前、ビールとヤドーン(薬草入り焼酎?)のことを書きましたので、今回はそれ以外のお酒について紹介したいと思います。

日本人村シーラチャーでの一般的な飲み方といえば、日式居酒屋で「とりあえずビール!」の後、日本から持ち込んだ紙パックの焼酎で1軒目が終わり、2軒目のスナックでウィスキーの水割りを飲みながらカラオケ熱唱、というのが清く、正しく、美しい?日本人おやじの飲み方です。

そこにタイローカルのお酒が入る余地はなく、タイに居ながら少し残念な気がします。焼酎は「黒霧」、ウィスキーは「シーバス」「ジョニ黒(赤)」が定番ですので、日本とあまり変わりません。

さすがにビールだけはローカルのシンハが存在感を示していますが・・・。(ビアシン最高!)

そこで、ここではタイウィスキーを紹介することにしましょう。よくコンビニのレジの後ろに見慣れないポケット瓶が並んでいますが、これがタイウィスキーです。

代表的なものは「メコン」で名前だけは知っている人も多いと思います。

さて、このタイウィスキー、ウィスキーとは名ばかりで、スコッチやバーボンとは似て非なるもの。まず、原料が違います。大麦やとうもろこしを使わず、米とサトウキビの廃糖蜜が原料であるらしい。

これではウィスキーではなく米焼酎ではありませんか。

写真は手前から「メコン」、センソム」、「ホントン」で価格はポケット瓶サイズで100~200バーツ(300円~600円)です。(メコンが一番高くて200バーツ弱)

廃糖蜜が原料の一部のせいか甘いので、これは甘党のタイ人好みだと思います。

また、ウィスキーの香りを付けているらしく、これはまさに偽ウィスキーですね。半ば強引にタイウィスキーを言い換えると「ウィスキー風味の甘味米焼酎」となります。

「ビールが飲みたくても飲めない」をきっかけに戦後生まれたビール風味の「ホッピー」と同じく、「ウィスキーが飲みたくても飲めな~い」というタイ庶民向けに出来た代物のような気がします。

低価格で人気の発泡酒や第3のビールも同じですね。私も何度か飲んだことはありますが、甘いのでソーダ割りにしてマナオ(ライム)を入れると、飲めなくもないです。

辛いタイ料理には合うかも知れませんが、我々清く・正しく・美しくの日本人おやじにはちょっと合わないかな~?

次回以降、機会があれば今度は「ラオ・カーオ(タイの泡盛)」を紹介したいと思います。
それでは、また。

2013年2月24日(日) 長井