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タイ雑感 (No.102) タイの定番庶民料理、カオマンガイ

ASEAN RYOKO

コラムネタに困ると、すぐに食べ物ネタに救いを求めます。
そういうわけで、今回は食べ物ネタでいきたいと思います。

最近、なぜか日本でもタイ料理が流行りのようで、グリーンカレーのレトルートパックなど、タイ料理の日本での認知度も上がってきたように感じます。

最近ですが、弁当チェーンの「ほっともっと(Hotto Motto)」の新商品がTV CMで流れていたのは、タイ庶民の代表的な屋台料理「カオ・パッ・ガパオ」。

商品名はわかりやすいように「ガパオ・ライス」と名づけられていました。
これはご飯の上にバジル炒めをのっけたもので、タイでは豚ミンチを使うのが一般的ですが、ほっともっとバージョンは鶏ミンチを使っているようです。

ナンプラーや唐辛子を加えるのでピリッと辛いですが、バジルと油の相性も良く、私も大好きですし、だいたいの日本人は好きなタイ料理のひとつだと思います。

TV画面ではタイ人の若い女性が何やらタイ語で喋っています。
当然日本のCMなので字幕スーパーが入りますが、日本のCMでタイ人がタイ語で喋っているのを見て不思議な感じがしましたね。

さて、他にタイの庶民料理の代表的なものと言えば「カオ・マン・ガイ」があります。シンガポールでは「チキンライス」として有名ですが、基本的にタイの「カオマンガイ」と同じです。

ようするに鶏の茹で汁で炊いたご飯の上に茹でた鶏をのっけた料理です。
味噌味のピリ辛ソース(ナムチン)をかけて食べますが、このソースと一緒に出てくる鶏がらスープの良し悪しがカオマンガイの味に直結します。

写真はシーラチャー郊外の人気カオマンガイ屋さんで撮った、茹で鶏と鶏カツをのせたカオマンガイです。

どうですか?
美味しそうでしょう。

安くて、美味しいカオマンガイ、最高!

2013年10月7日(月) 長井