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相場情報 (2015.3.17) 東京製鐵の4月販価は全品種据置き

RYOKOかわら版

【鉄鋼相場】

3月13日のLMEニッケル相場は1トン当たり1万3千845ドル。
重量1ポンド当たり6ドル28セント。

前回発信の3月6日が1万4千75ドル(1ポンド6ドル38セント)でしたので230ドル下がりました。
2015年の最安値、昨年1月以来の低水準です。

LMEホームページ

【業界のハナシ】

3月17日5:56のWTI原油価格は1バレルあたり46ドル13セント
前回配信の3月10日の50ドル04セントから3ドル91セント下がりました。
50ドル前後で推移するのではと先週予想しましたが外れて安値圏へ突入。

為替は東京三菱UFJ銀行 3月17日5:50のUSD(TTS)が121円64銭
前回発信の3月10日USD(TTS)が121円49銭でしたのでほぼ横ばい。

3月17日5:50のユーロ(TTS)は128円56銭。先週3月10日は131円81銭でしたので3円25銭円安。

日経平均株価 3月16日の終値は1万9千246円06銭
先週3月9日の1万8千790円55銭から455円51銭と大きく値を上げています。

ニューヨークダウ工業株30種平均 3月16日の価格は1万7千977ドル42セント
先週3月9日の1万7千995ドル72セントから18ドル30セント下げています。

【メーカー販売価格】

東京製鐵が3月16日、4月の販売価格を「全品種据え置き」と発表しています。
以下、ホームページのコメントです。

「海外マーケットは相変わらず弱基調が続いていますが、汎用鋼材以外の市況水準は、ほぼ下げ止まりつつあります。国内マーケットは、建設プロジェクトの計画は多く、また企業の設備投資計画も具体化してきている為、新年度入り後、低迷していた荷動きは回復すると予想されます。現在、在庫増で需給が緩んでいる品種もありますが、新年度からの需要の回復とメーカーの減産により、今後需給はミートすることから、今月の販売価格は全品種据置きといたします。引き続き需要に見合った生産を継続し、条鋼・鋼板とも需給バランスを重視した方針を継続します」