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ASEAN RYOKO No.272「精密金型の内製が強みのプレスメーカー」

ASEAN RYOKO

今回ご紹介するのは以前ご紹介しましたピントン工業団地にあります精密プレス部品メーカーのY社さんの再紹介となります。
Y社さんはタイ進出当初は金型は日本本社から持って来ていましたが、コスト削減と、リードタイムの短縮を図るため、金型設計者の常駐及び、設計CAD、加工設備を新規に導入し、今ではタイ工場で金型を内製できるようになりました。
もともと日本本社の創業は金型製作に始まり、後に部品加工まで手掛けるようになったことから、金型技術、ノウハウは確かなものです。
プレス部品だけでなく、精密金型のタイ調達でお困りの場合は一度お声をかけていただければ幸いです。

さて、以下がY社さんの会社概要です。

  • 日本本社は長野県
  • タイ拠点設立:2012年10月(操業開始:2013年5月)
  • 従業員数:34名(内日本人 2名)
  • 業務内容:①薄物、小物、絞りものを主体としたプレス加工及び自動機加工
         ②精密金型製造(順送、単発)
  • 主要顧客:家電・車載向け部品メーカー
  • 主な保有設備:
     →プレス機:200t×1台、150t×2台、110t×1台、80t×2台、60t×1台、45t×3台、35t×6台
     →金型製作:ワイヤーカット(ワイヤー放電加工機)、平面研磨機、成形研磨機
      汎用フライス盤、ボール盤、旋盤他
     →検査設備:画像測定器、コンターレコード他
  • 認証取得:ISO9001

※以前のご紹介記事はこちら
http://www.ryokotrading.co.th/2015-07-13%2016:45:24-Njk=
http://www.ryokotrading.co.th/2020-06-22%2013:23:05-NDI3

<Y社さんの特徴と強み>

  • タイ工場で金型の内製、外販が可能
    →日本人の金型設計者が常駐し、タイで金型設計が可能です。
    →ワイヤーカットで加工した金型部品の外販も出来ます。
    →もちろん自社の35t~200tのプレス機を使ってトライアルも問題ありません。
  • 薄く、小さい絞り加工や難材(硬い)打ち抜き加工を得意としています。
    →小ロットから大ロットまで、また多品種の対応が可能です。
    →SUSや炭素工具鋼(SK85)など、t0.1mm~t0.4mmの薄物
    →焼き入れ帯材(サンドビック-20C、日立金属-PK材等)
  • 自動機の内製化による工程の自動化でコストダウンが可能です。
    →プレス後の後工程、無理難題を解決するご提案
  • プレス品の積層加工技術で機械加工品からの置き換えによるコストダウン提案
    →過去、数々のコスト低減を提案し実現してきました。 

※今回ご紹介した Y社さんにご興味のある方は、RYOKOの長井までご連絡をお願いいたします。きっとお役に立てるはずです。

長井タイ携帯:089-929-4348 *日本からは+66-89-929-4348
E-Mail: hideo-nagai@ryokotrading.co.th
HP アドレス: http://www.ryokotrading.co.th/