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鍛造品と鍛鋼品

モーレツ!営業日誌

◆名称、取り扱いの鋼種

菱光産業では重工業、産業機器、発電所向けで主にJIS規格とASTM規格の鍛造品を取り扱っています。

 

社内では「鍛造品(たんぞうひん)」と呼んでいますが、改めて調べてみると、JIS規格の正式名称は「鍛鋼品」となっています。

 

取り扱い鋼種

圧力容器用炭素鋼鍛鋼品 / SFVC

高温圧力容器用合金鋼鍛鋼品 / SFVA

低温圧力容器用鍛鋼品 / SFL

圧力容器用ステンレス鋼鍛鋼品 / SUSF

ニッケルクロムモリブデン鋼鍛鋼品 / SFNCM 他

 

◆鍛造とは

JIS規格によると、鍛造とは『材料の一部又は全体を圧縮又は打撃することによって成形すること』とあるので、鋼を鍛造して製造した製品が鍛鋼品となるようです。

ChatGPTに鍛造品と鍛鋼品の違いを質問したところ、下記の回答となっていてメーカーも概ね同様の見解でしたので、社内では引き続き「鍛造品」と呼ぶことにします。

 

鍛造品と鍛鋼品の主な違いは、製造プロセスと使用される材料です。

鍛造品は金属を加熱して圧力をかけ、形を作り出すプロセスであり、鋼や非鉄金属が使用されます。

一方で、鍛鋼品は鋼を主に使用し、鋼を鍛造して製造されます。

つまり、鍛鋼品は鍛造品の一種であり、特に鋼を素材とするものを指します。

 

規格や製造方法は大きく変わらない製品ですが、近年報道でよく見るカーボンニュートラルに関連した「水素関連設備」や「Co2回収装置」向けの需要が増えているので、弊社では新たな業界やユーザーの開拓に取り組んでいます。

 

手のひらサイズから大型トレーラー輸送のサイズのものまで取り扱っておりますので鍛造品、鍛鋼品の購入をご検討の際は、ぜひご相談ください。

 

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