樹脂ベアリング営業活動日記（後編）

前回のコラムで、検査会社に樹脂ベアリングをご紹介したお話を書きました。その後見積はどうなったのか！？

お取引先様からうかがったベアリングの仕様から、

・回転率

・使用環境

・サイズ

などをメーカーに伝えて見積を進めてもらいました。

サイズは5種類ありましたが、そのうちメインで使用する部分のベアリングは鉄よりも強度が劣るため、樹脂では製作不可でした。

寸法の組み合わせによっては製作が難しい場合もあるようです。

そこで、メインは鉄製ベアリングを継続使用し、サブ部分の大きいベアリングのみ樹脂で試作することになりました。

メーカーは見積りの段階で耐久性などを検証しているため、回答に時間がかかりましたが、その分ちゃんとした回答が出来そうです。

さっそく出来上がった見積を手に、お取引先様と最終の打合せを行ってきました。

まずは出来るサイズだけ試作品を注文していただけることになりました！

実際の環境で使用して、耐久性と軽量化による回転率がどれぐらい上がるのか検証します。

どんな結果になるのか楽しみです。

試作には少し時間がかかるので現物の写真は今ここにはありませんが、樹脂ベアリングの導入が成功すれば、非破壊検査業界での課題解決への貢献が期待できそうです。

樹脂ベアリングの提案を通じて、いろいろな方とお話できる機会が増えてうれしいです。

今後もお悩みを聞いたり、私がご相談したりする中でお役に立てていければと思います。

また続報をお伝えできるタイミングが来たら投稿するのでぜひ読んでください。