染めQで工場の床が蘇る!職人技で転倒防止の補修塗装(前編)
工場の床塗装工事で、強力密着床塗料の染めQを使用しました。その時の模様をお届けします。
こちらの工場では床に傷がついてしまった時に、パテを使って補修をしていたそうですが、補修箇所がボコボコになってしまい、従業員の方が転倒するというハプニングが発生。そこで、染めQでの補修塗装を提案しました。
染めQについて詳しくはこちら。
塗装範囲は2m×4m程。職人さん2名が2日間かけて作業します。基本の作業工程はこんな感じです。
1.塗装をはがす
2.下地調整材で表面をならす
3.乾燥
4.本塗装1回目
5.乾燥
6.本塗装2回目
では実際の作業がどんな感じになったのか、実況風にお届けします。
1日目
工程2の下地調整材を塗って床を平らにするところまでが今日の目標。
朝8時作業開始。
ボコボコになっていたパテを剥がしてみると、想像以上に穴が深くて陥没したような状態!予想外の展開に僕も職人さんもびっくり!周辺の床も浮いてしまっていて、塗装を剥がすとパキッと音を立てながら床ごと剥がれてどんどん穴が拡大。
職人さん曰く「難易度は上級者レベル」。
全体を剥がしてしまうと2日間で終わらないし、持ってきている塗料も足りない。これはピンチ!そこで、剥がすのをあきらめて下処理は表面の研磨のみに変更。
床の被害を広げることなく無事に表面の研磨も完了し、下地調整材の塗布の工程に。
陥没していた箇所は調整材を流し込んで蓋をするイメージで全体とレベルを合わせた。
綺麗に平らになったところで1日目は終了。
塗料が足りなかったらどうしようか…と内心ヒヤヒヤしましたが、職人さんの機転で何とかなって安心しました。普通の塗料だったらこうはいかなかったのですが、今回使用した染めQシリーズは強い密着力と硬さが特徴の塗料なのでこうした補修が必要な個所にとても強みがあります。
一晩乾燥させるためこの日は帰宅しました。2日目の様子は後編でお伝えします。お楽しみに!