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RYOKO TIMES「表⾯処理」

RYOKO TIMES

営業開発部の各担当が、日々の業務を通じて感じたこと、お知らせしたいことを、定期的に交代制で発信する【RYOKO TIMES】。

第 24 回の今回は、森より発信します。

当社は様々な表面処理を対応させて頂いておりますが、ご存知でしょうか?

知らない方もいらっしゃると思いますので、
今回は表面処理について書いていきたいと思います。

まず、鉄の表面処理は大きくわけて『塗装』と『鍍金』があります。

『塗装』は常温で作業することができるため、
鍍金に比べると作業環境の準備が容易というメリットがあります。
大きさや形状に制限を受けにくく、
あらゆる材料に施工ができるので幅広く採用されている表面処理方法となります。

デメリットは塗装方法や作業者のスキルによっては、
塗膜が均一でなくムラが発生したりします。
また、鍍金よりも表面硬度が低くキズ等がつきやすい傾向にあります。

次に『鍍金』ですが、
『塗装』と比べて皮膜の密着性が高いため、剥がれにくいです。
また、皮膜の硬度が高いため傷みにくく、
皮膜を?期間維持できるというメリットがあります。
やり方によっては、微細な素材や複雑な形状でも均一な金属皮膜を形成できるので、作業者のスキルによって品質が左右されない点があげられます。

『鍍金』のデメリットは素材との相性で施工できる金属皮膜に制限があり、
鍍金ができない素材があります。
また、鍍金を行う設備が必要になる為、

ワークが大きかったり、タッチアップ等の部分修正ができない点がデメリットとなります。

今回は『塗装』と『鍍金』のメリット・デメリットを書きましたが、
『塗装』と『鍍金』と言っても種類は非常に多いため、
製品に適した方法や適正な価格を判断するのは非常に難しいです。

悩まれたらお客様の依頼内容から適切な表面処理をご提案させて頂きますので、
お気軽にお問い合わせを下さい。

※それぞれのメンバーは定期的に各自の担当のお客様にメール配信をしております。
気に入ったメンバーがいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。
配信先に加えさせていただきます。