バルブの誤操作を防ぐ「インターロック」
モーレツ!営業日誌
■インターロック
インターロックとは、設計時に決められた特定の条件が満たされないと機械や装置が動かないようにする仕組みのことです。身近なものとして、電子レンジは扉が閉まっている状態でないと動作しない仕組みになっていて、私たちの身の回りで安全を確保するために重要な役割を果たしています。
過去に何度かご紹介したインターロックについて改めてご紹介します。
■インターロックバルブの仕組み
以下の写真の場合、写真①のバルブが「閉」の状態でロックされるように設計しています。写真①の上部、インターロックの鍵穴に専用のキーを差し込み回すと、赤丸部分のストッパーが引っ込みます。するとロックが解除されハンドルを動かすことができ、写真②のようにバルブを「開」の状態にすることが可能です。

この仕組みを活用し、1つのキーで複数のバルブを管理することにより誤操作を防止できます。例えば、バルブAを「開」状態にするためには、別のバルブBを閉じてキーを抜き、そのキーを使ってバルブAのロックを解除する必要がある…という仕組みです。
インターロックがあることにより、「作業手順が守られずにバルブBを閉める前に、バルブAを開けて思わずヒヤリ…!」といった場面を回避することができます。
インターロックはバルブに取り付け施工が必要です。当社では主にボールバルブにインターロックを取り付けたもので実績がございます。お気軽にご相談ください。
ヒューマンエラーを防ぐためにインターロックを活用し、ミスが発生しにくい仕組み作りを検討しませんか。
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