「怖いほどリアル!」最新VRで学ぶ安全体験
■VR安全体感トレーニングシステム
VR安全体感トレーニングシステムとはVR(仮想現実:Virtual Reality)技術を活用して、安全教育や危険体験をリアルに再現できるトレーニングシステムのことです。従来の座学やビデオ教材では伝えきれない「危険のリアルさ」を体感することで、危機管理意識や安全意識を高める効果があります。
このたび社内でデモを実施しましたのでその様子をお届けします。
■悲鳴と驚きの連続!?リアルすぎる危険体験
今回は、実際の作業現場や事務所内で起こりうる「危険な状況」や「災害事故」をVR空間上で体験しました。体験したコンテンツは以下の3つです。
・倉庫内でのフォークリフト事故(歩行者目線・運転手目線)
・建設現場での高所からの転落事故
・事務所内でのイスからの転落事故

専用のゴーグルを装着すると現実空間の景色が見えなくなり、目の前に広がる仮想空間に没入できます。映像だけでなく、人の声や周囲の音もゴーグルから聞こえてくるため臨場感は抜群です。
フォークリフトが目の前に猛スピードでバックしてきて衝突する場面では思わず悲鳴が上がり、建設作業現場での高所体験では足元に見える景色があまりにリアルで腰が引けてしまう社員も続出するほどでした。まるで実際の現場に立っているかのような緊張感を味わえました。
5年ほど前に某九州のテーマパークでVRのアトラクションを体験したことがありますが、当時の感想は「VRってこんなものか~…」という程度でした。しかし今回の体験では、「2025年の技術はすごい!ものすごくリアル!普通に怖い!」と感じるほど進化しており、VR技術の進歩に驚かされました。
今回の体験を通して改めて安全の大切さを実感しました。お客様の工場や現場に伺う際も一層注意を払い安全第一を心がけます。
■現場の安全対策に関する記事はこちらから
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